【雑談】神ゲーと断言できるオクトパストラベラーの紹介

2019年9月3日

ブログを始めたらアナザーエデンと同じくらい紹介したいと思ってたゲーム。

今回はスクウェア・エニックスがNintendo Switch向けの完全新規タイトルとして開発したOCTPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)の紹介記事です。

オクトパストラベラーってどんなゲーム?

オクトパストラベラーはドット絵好きには絶対プレイして欲しいRPG。

個人的に思う本作最大のアピールポイント①

個人的に推したいオクトパストラベラーのアピールポイントは2つあります。

その1つがグラフィックです。

本作のグラフィックは開発チームがHD-2Dと呼称するスーパーファミコン時代のドット絵をそのままに3DCGにしたような独特な表現で構成されています。

キャラクター等身が高く、背景などもリアルな表現が当たり前となった家庭用ゲームにおいてドット絵と聞くと”今さらドット絵って大丈夫か?”と思われる方もいるかもしれません。
しかし、そこは心配無用!まずは HD-2Dと言われるグラフィック表現をPVでご覧ください。

ドット絵といってもその表現が進化していることがお分かりでしょうか。

バトル画面はもちろん、街に建つ建物の雰囲気やフィールドに流れている川や雪山などでのすごい細かくて好きなんですよね。

個人的には昔遊んだドット表現のゲームを全部HD-2Dでリメイクして欲しいくらいよくできたゲームだと思います。

王道も邪道も楽しめるシナリオ

オクトパストラベラーの舞台を盛り上げるのは出身地や職業、旅をする目的も異なる8人の主人公。

主人公1人につき4章構成のシナリオとなっており、全員にエンディングも用意されています。

プレイヤーは初めにどの主人公から物語を始めるか選択するのですが、 1度のプレイで8人全員を仲間にしていきながらゲームを進めていくことができるので、どの主人公からゲームをスタートしても問題ありません。

主人公のシナリオ毎にテーマがある

主人公たちのシナリオにはそれぞれ冒険のテーマが決められています。

例えばこんな感じです。

主人公の中で最年少のトレサは一人前の商人になる為に旅に出て、
そこで出会うライバルとの「友情」がテーマ。

アダルトな雰囲気が漂うプリムロゼは幼い頃に父親を殺されており、
その仇を探し出す「復讐」がテーマ。

こんな風に8人全員が旅をするテーマが違うので1つのゲームで王道も邪道も楽しめます。
キャラクターの人物像もしっかり掘り下げられていくのできっとお気に入りのキャラクターも見つかると思います!

タイトルに隠された秘密

ちなみにゲームタイトルに使われているOCTOPATHですが、
OCTOには「8」、PATHには「人の歩くべき道・方向」
という意味があります。

これからを繋げて「8人の旅人が織りなす物語」という意味です。

さらにOCTOPATHには8人の主人公の名前の頭文字を繋げて作られたという有名な小ネタです(笑)

こういう小ネタも知っておくとまた愛着が湧いてくるので個人的にはけっこう好きな要素です。

個人的に思う本作最大のアピールポイント②

オクトパストラベラーの2つ目のアピールポイントは

8人全員のシナリオに共通する真相が分かる隠しクエストの存在です

完全新規タイトルながらもオクトパストラベラーのファンになったのはこの要素もとても大きいです。

と言うのも、すでにお伝えしたように各主人公のシナリオは4章まで終えれば一旦のエンディングは迎えます。

しかし、8人全員のシナリオにはある共通した真実があるのですが、この全貌がわかるのはある隠しクエストをプレイする必要があります。

この隠しクエストはゲーム側からのヒントが少なく、通常プレイしているだけでは中々たどり着かないものになっています。(というか実際このクエストをやらなくてもストーリー上問題がない仕様になっています)

ただ、このクエストをプレイすることで各主人公のシナリオ中で起こった事件やキーワードの全容を知ることができ驚くべき真実がわかります。

この事実が分かる瞬間は最高に震えますのでプレイされる方はぜひここまでプレイして欲しいなと思います。

最高にモチベが上がるBGM

ゲームを盛り上げるために欠かせない要素、BGMについても触れておきます。

ハッキリ言います。BGMは控えめに言って神BGMのオンパレードです。

オクトパストラベラーのBGM制作を担当された西木康智氏は恥ずかしながら本作で初めて知りました。

本作は通常戦闘やボス戦はもちろん、 街やフィールドの数も多く、その場所ごとに使われているBGMは聴き始めるとどれもこの場所にはこれしかない!と思わせるような曲ばかりです。

また、おそらく他のゲームにはない要素して驚いたのはボス戦に入る直前の会話シーン。

ここでは各主人公に合わせたイントロが用意されており、会話シーンが終わると同時にボス戦のBGMに切り替わっていくのですが、会話を進めるタイミングはプレイヤー次第なのに違和感なくボス戦のBGMに切り替わる瞬間は最高にテンションが上がります。

管理人はトレサのイントロ「宝物のために」から入るBoss Battle2が一番好きです。

劇中で使われた楽曲を収めたサウンドトラックの他、人気のある楽曲をアレンジしたアレンジ版のサウンドトラックもいくつか発売されているのでBGMが気に入った方はぜひお手元に!

オクトパストラベラーのココが惜しい

ここまで絶賛ばかりしてきましたが、惜しい要素もいくつかあります。

主人公同士の絡みが薄い

既に記載した通り、1度のプレイで8人全員を仲間としてパーティに加えることはできるのですが、旅の目的がそれぞれ異なるせいか仲間同士の会話シーンは基本的にありません。

特定のタイミングに特定のパーティを組むことで発生するパーティチャットという機能が一応あるのですが、発生タイミングが分かりづらく見逃してしまうことが多かったです。

サブクエストの行動指針がわかりづらい

街にいるNPCからは様々なクエストを受けることができメニュー画面からクエスト内容の一覧はわかるのですが、次にやるべき行動内容がわかりづらく若干不親切に感じます。

自由度が高いゲームなので、ヒント少なめに攻略するのも楽しみな要素ではあるのですが数も多いので、クエスト受注の度に色々な街を手当たり次第に探していく形は若干しんどいなと感じます。

総合評価

惜しい思える要素もあるが間違いなく神ゲーと断言できるRPG。

本作は周回プレイ要素(いわゆる強くてニューゲーム)はありませんが、 もう一度プレイしたくなるRPGは久しぶりです。

スーパーファミコンの頃のRPGは好きだけど、まだ未プレイという方はぜひ手にとって欲しいですし、ドット表現というグラフィックを懸念されている方で未プレイ方がいるのであればこちらもぜひお手にとってみてもらえればと思います。

スマホ版オクトパストラベラーが現在開発中

最後にオクトパストラベラーシリーズの新作情報です。

2019年3月8日、公式ツイッターにてスマホ版のオクトパストラベラーの制作が発表されました。

舞台は今回紹介したSwitch版オクトパストラベラーと同じオルステラ大陸で、時間軸としては数年前に遡るようです。”富”、”権力”、”名声”という3つのテーマを元に話が進んでいくような構成になるようです。

またそれぞれのルートのボスも”富を極めし者”といったように各テーマを象徴するような形に既に決定している模様です。

既にPVや一部の楽曲紹介が公開されたり、テストプレイに対するユーザーアンケートも実施しており、現在はそれをもとにブラッシュアップを行っていようです。

2019年内に配信予定なので公式ツイッターでの正式発表を楽しみに待ちたいと思います。

配信後はこのブログでも記事を作りたいと思います。