【雑談】アナデン初のコラボイベント 双魂の絆と虚ろの傀儡子|感想(一部ネタバレあり)

2019年12月14日

アナザーエデン初のコラボイベント「双魂の絆と虚ろの傀儡子(ペルソナ5Rコラボ)」をクリアしました。

実際に遊んでみる前はコラボ発表に対して不安な要素はありましたが、ペルソナ5Rを遊んでいる身としてもリスペクトされた演出も多くて個人的には高評価でした。

今回はコラボイベントで感じたことを記事にしたいと思います。

注意

本記事にはアナザーエデンのペルソナ5Rコラボイベント「双魂の絆と虚ろの傀儡子」のネタバレ要素を含んでいます。
まだクリアされていない方は注意して閲覧してください。

ペルソナ5Rへの敬意が感じられる

今回のコラボイベントで一番良かったと感じたのは、コラボ元作品であるペルソナ5Rの演出がきちんと再現されていたことです。

本当に細かいところまで再現されていたのでペルソナ5Rを遊んだことがある方は結構驚いたのではないでしょうか。

ペルソナ5Rの要素が再現されていた演出

それでは実際に再現されていた演出を振り返っていきたいと思います。

クエスト選択画面の効果音

いきなりすごい細かい要素なんですが、クエスト選択のボタンの効果音はペルソナ5Rと同じ効果音になっていました。

こういった細かいところまで行き届いた変更は、気づく人は気づくし、個人的にはこの驚きから次のメインテーマが流れたところでスタートからテンションが上がりました。

メインテーマ

ペルソナのキャラクターの登場時や今回のイベントのクライマックスで流れていたBGMはLife Will Changeという曲です。

まーこれがカッコイイ。ペルソナ5では一番人気があるといってもいい楽曲で、アナデンで流れた時はテンション上がりましたね!

Life Will Changeの簡単な紹介は動画の50秒あたりから。

ちなみにPVで流れていたのはLife Will Change – Instrumental verという歌詞がないバージョンです。

ダンジョン探索中の会話表示

ダンジョンを歩いている時に画面上部に表示されるキャラクターの一言。

コレも細かい要素ですね。

ペルソナ5Rでもダンジョン探索中によくこの演出があるので、ほんとによくしゃべります(笑)

バトルへの移行方法

バトルへの移行演出では大きく2つの要素がありました。

  • 雑魚的のシンボルエンカウント化
  • チャンスエンカウントを取れば有利な状況で戦闘開始

アナデンの場合、FEARや封域の敵がシンボルエンカウントの形式が取られていますが、今回は雑魚的でもシンボルエンカウントになっています。

これはもう1つの要素であるチャンスエンカウントを演出する為だと思われます。

このチャンスエンカウントはペルソナ5Rでも実装されている要素なのですが、アナデンでも同じように再現されてて驚きました!

余談ですが、RPGにおける戦闘への移行システムってランダムエンカウントとシンボルエンカウントがありますが、個人的にダンジョン探索中のストレスが減るのでシンボルエンカウントの方が好きです。

アナデンも全てシンボルエンカウントの方が良いなーて考えたことはありましたが、武器や防具の作成の為の素材集めや100匹討伐による勲章を取得することを考えるとランダムエンカウントの方が良い気がしたので特に運営に要望も出していません。

ただ、今回のようなチャンスエンカウントのような何からの手段で戦闘に突入するとバトルが有利にスタートする要素は面白いなと思ったのでアナデンでも形を変えて実装できないかなとは感じています。

(基本的にアナデンはそんなことしなくても戦闘は有利に運ぶのですが・・・)

バトル中の演出

バトル中の演出でも大きく分けて2つの要素がありました。

  • アナザーフォースによる総攻撃演出
  • ジョーカーとモルガナのスキル名称と効果

ジョーカーとモルガナのパーソナリティ”心の怪盗団”によるアナザーフォースの演出はペルソナ5Rの総攻撃の演出そのものでした。

▼本家の総攻撃による演出。

加えて、ジョーカーとモルガナのスキルはスキル名はすべてペルソナ5Rに準拠しています。

スキル効果も全く同じわけではないものの、ペルソナ側の効果を意識したものになっていると感じました。

また、ジョーカーとモルガナの専用アビリティとなっている

  • 1MORE
  • チェンジ先に全属性攻撃力UP(ペルソナ側ではバトンタッチと呼称)

の効果も今回アナデンの戦闘システムを活かしてうまく再現した演出になっていると思います。

物足りなかった要素

反対にちょっと物足りなかったと思う要素はゲストキャラクターの扱いについてです。

この辺りの話のポイントは大きく2つ。

ペルソナ5Rコラボなのに新キャラクターの出演なし

元々ペルソナ5Rでは”芳澤かすみ”という新キャラクターが追加されています。

今回のコラボは”ペルソナ5R”コラボと銘打っていたので、てっきり芳澤もゲストキャラクターとして参戦すると思っていたのですが、先日の生放送中にコメントはなく、アップデート後のサプライス参戦もありませんでした。

(実質ペルソナ5コラボでは・・・?)

プレイアブルキャラクターの参戦率

今回アナデンのプレイヤー側にコラボキャラクターとして配布されたのは

  • ジョーカー
  • モルガナ

の2人になります。

他のキャラクターにもイラストや3Dモーションが開発されているという力の入れ具合なのにプレイアブルキャラクターして実装されなかったのは少し残念でした。

とはいえ、こちらも色々な事情があったのかなと勝手に解釈しています。

例えば、各キャラクターの属性は本家では次のようになっています。

スカル
(雷)
パンサー
(火)
フォックス
(氷)
クイーン
(核熱)
ノワール
(念動)
ナビ
(サポートキャラ)

ご覧の通りアナデンの世界観で再現できる属性が多いです(笑)

今の段階ではパンサーは火属性、フォックスを水属性として実装できなくはないですが、他のキャラクターはなんとも・・・

今回実装されたジョーカーは主人公として当然の実装だと思いますが、モルガナは風属性という要素の他に、ペルソナ本編でも序盤から主人公達を助ける指南役として存在感があるキャラクターなので無難にプレイアブルとして選ばれたのかなと思います。

ちなみに本家のジョーカーは性質上、実質すべての属性が使用可能ですが、アナデンでは無属性として実装されたことについてはコチラも無難な調整だと思います。

ソシャゲでのコラボは第2、第3と続けて実装される機会も多くありますので、もし機会があるとしたら他のキャラクターの実装にも期待したいところです。

感想まとめ

改めて振り返ってみるとペルソナ本家の演出がたくさん再現されていて、ペルソナ5を遊んだことがある方ほど楽しいコラボだったと思います。

シナリオについては、外伝よりもやや短い構成に感じたものの、

  • メメントスからアナデンへの世界に迷いこむ要素
  • 新しい村で繰り広げられた村長の改心イベント
  • ファントムや時の狭間の住人達などアナデン要素を絡めたメメントスでの決戦イベント

など良い感じにまとめられていたと思います。

アナデンはゲーム性質上、プレイアブルキャラクターを用意するだけでなく、シナリオ、街、BGMなどたくさんの工程でクオリティを求められるので開発スケジュール的には難しい場面はあると思います。

協奏というコンテンツが実装されたことで、今後もコラボイベントが実装されることが予想されますが、今回のペルソナ5Rのようなクオリティであれば世界観をある程度守りながら楽しめるかなと感じました。

また、開発スケジュール的に生放送中に名言されていた新たなアナザーダンジョンの実装が見送りになったとお詫びがありました。

その後、続報がないので今後実装される予定なのかまだ分からない状況です。

こちらについては続報を待つしかないようです。

さいごに今回のコラボイベントでペルソナ5Rが気になった方はプレイされていない方は、ぜひこの機会に遊んでみてください。

とても楽しいので本当に満足できるRPGだと思います。

それではまた次回!