【レビュー】オクトパストラベラーのライブBlu-rayは買う価値があるか?
こんにちは、アンディです。
2019年7月に開催されたオクトパストラベラーの初ライブを映像化したBlu-ray「OCTOPATH TRAVELER Break, Boost and Beyond Live!」が12月18日に発売されました。
今回はこのグッズを紹介したいと思います。
管理人は当時のライブにも参加しており、非常に感動したので今回のBlu-rayも購入させていただきました。一通り内容も視聴しているのでライブBlu-rayを買うか悩まれている方は検討材料の参考にしてみて下さい。
買う価値はあるか?
結論からお伝えすると、
- オクトパストラベラーのグッズをコンプリートしたい
- オクトパストラベラーの音楽が大好き
- 7月に開催されたライブに参加したor参加していないけど気になってた
といった方は購入する価値があると思います。
個人的にはオクトパストラベラーの楽曲は非常に完成度が高いと思っており、当時開催されたライブには参加しました。
ゲーム音楽のライブに参加したのは初めてだったのですが、非常に感動して思わず涙してしまった場面もありました。
あの体験の良さが詰まった映像ですので、Blu-rayの概要や推しどころなどをまとめたいと思います。
ライブブルーレイの概要
まずは今回のライブBlu-rayの良さをお伝えする前に、基本情報をおさらいしておきます。

「OCTOPATH TRAVELER Break, Boost and Beyond Live!」(以下:ライブブルーレイと呼称)は、
- 2019年7月28日に開催された『OCTOPATH TRAVELER Break, Boost and Beyond』を映像化。
- 当日の演奏はもちろん、特典映像として、アレンジアルバムのレコーディング~ライブ終了後までの演奏者へのインタビューやライブ演出として使用されたゲーム映像を収録。
となっています。
収録曲
ライブを構成した第1部、第2部、アンコールで演奏された全ての楽曲が映像化されています。

第1部
- OCTOPATH TRAVELER – メインテーマ –
- フロストランド地方
- バトル1
- 崖下の村オアウェル
- 赤き断崖の集落
- 学問の都アトラスダム
- 決意
- 宝物のために~ボスバトル2(Boost Ver.)
- 理を司る者
- OCTOPATH Character Theme Medley Beyond Ver.
第2部
- 街は川と共に生きる
- 洞窟ダンジョン〜地下道ダンジョン
- 師匠のために~旅路の果てに立ちはだかる者
- 大陸の覇者より~バトルアドバンスト
- フィニスの門
- 魔神の血を継ぐ者
アンコール
- 踊子プリムロゼのテーマ
- ボスバトル2(Break Ver.)
- Beyond OCTOPATH TRAVELER -Main Theme-
特別映像
- Making:OCTOPATH TRAVELER Break, Boost and Beyond
- Screen:OCTOPATH Character Theme Medley Beyond Ver.
ライブブルーレイの告知用PV
ライブブルーレイの推しどころ
ステージ演出を余すところなく収録
前述した通り、ライブで演奏された曲目はすべて収録されている他、演奏の合間に入ったトークも収録されています。
実際にライブに行った臨場感は多少薄まるものの、ライブの様子は余すところなく堪能できます。
また、個人的に感じたブルーレイの良いところはステージ上が流れるカメラワークです。
ライブ会場だと座席によってはステージから遠く、ステージや演奏者の方々の様子が分かりづらいのですが、ブルーレイだとかなり近くまでカメラワークが寄っていくので、間近で見ているかのような様子をうかがうことができるのは良かったですね。
ブルーレイならではの特典映像も収録
ブルーレイならではの特典映像が2種類収録されています。
メイキング映像
メイキング映像では、今回のライブの元となったアレンジアルバムのレコーディングやコンサートに向けた様子が収録されています。
- 2019年6月28日・29日:アルバムレコーディング(※1)
- 2019年7月22日・27日:ライブに向けてのリハーサル(※2)
- 2019年7月28日:ライブ当日(※2)
といった内容が約48分にわたって収録。
※1)アレンジアルバム(OCTOPATH TRAVELER Arrangements -Break & Boost Extend-)
※2)ライブ(OCTOPATH TRAVELER Break, Boost and Beyond)
・オクトラの作曲者である西木さんと各楽器を担当された演奏者の方へのインタビュー。
・アレンジアルバムのレコーディングの様子。
・リハーサルの様子。
1と2のコンテンツでは、オクトパストラベラーの音楽の作曲者である西木さんをはじめ、各楽器を担当する演奏者とのインタビューが収録。
レコーディング状況やリハーサル時の映像を踏まえながら、西木さんとの関係性や当時の苦労話などが収録されていました。
・ライブ会場の設営
・サウンドチェック
・Meet&Greetセッション
・1stステージ(昼公演)直前+物販のMCについて相談
・1stステージ終了後
・コンサート終了後
3にはライブ当日にあった上記の様子が収録されていました。
管理人は参加できなかったのですが、Meet&Greetセッションの様子も少しだけ収録されていました。
Meet&Greetセッションとは…オリジナルグッがセットになったグッズ付きライブチケットを購入した方の中から抽選で8名の方に西木さんに会えるという企画でした。
その企画の中で西木さんが作曲へのこだわりについて話されていたのですが、個人的に非常に共感してしまいました。
僕自身がRPG直撃世代で、昔のゲーム音楽を聴きながら育ってきた。
そういう中で個人的に感じるが、最近のゲーム音楽は覚えづらいなと感じる。
(例えば)サントラを買おうという気持ちにならなかったり、ゲームが終わっても音楽を覚えているという感情が湧かなかった。
何かを作る側というのは、技術的なことをやりたがるので難しくしちゃいがち。
それをユーザーや僕自身も”難しいんだよな”という感じてしまっている。
そういった背景もあり、あえてハードルを下げてシンプルに作ることが(音楽を楽しむ)余白を作ることなのかなと思っています。
僕はメロディや音楽が降ってくるないんですよね。散歩したら降ってくるとかもないです(笑)
だから基本的にはPCの前に座って、キャラクターテーマならそのキャラクターの資料を見ながら何パターンも音楽を作るということをやる。
僕の場合はそういうパターンも10~20作る。それを少し時間を置いてから聞き直してみて、”ちょっと違うな”と感じたらまた作り直すということを繰り返しています。
※()部分の要素は個人的に感じた入る言葉を入れています。
管理人自身は作曲家ではないですが、オクトパストラベラーの音楽がどうしてこんなに好きなのか?ふと考えると単純にメロディが好きということもあるのですが、確かに分かりやすくて耳に残りやすいんですよね。
個人的な仕事がらバズるコンテンツってなんだろう?て考えることもあるのですが、音楽に限らず、コンテンツの受け手が”わかりやすい!”とか”カッコイイ!”といったシンプルな感想を持てるってことがコンテンツを盛り上げる要素の1つなのかなと西木さんの話を聞いて感じました。
コンサート演出用のゲーム映像も収録
もう1つ収録されていたのは、コンサートの演出で使用されたゲーム映像です。
収録されていたのは第1部最後の楽曲となっているOCTOPATH Character Theme Medley Beyond Ver.で演出された映像のみとなっていますが、本映像がライブで流れた音楽と共に視聴できるコンテンツになっています。
ブックレットのコメントも必見


コチラのブックレットには作曲者の西木さんやライブの演奏者の方からメッセージが記載されています。
メッセージの最後には
- 今回のセットリストで一番好きな曲
- 大変だった曲
もコメントされていたり、西木さんからライブ演奏者の方それぞれに宛てたコメントなども記載されていました。
※コメントについてはネタバレになってしまうので写真は割愛しています。
まとめ
最後に今回のライブブルーレイについてまとめていきます。
7月に開催されたライブに参加した身としては、あのライブの感動をもう一度味わると思うとそれだけで買う価値はあると思います。
ライブに参加されていない方でも、オクトパストラベラーの音楽が好きな方であれば満足できると思います。
と言うのも、演奏された楽曲はサントラですでに公開されている楽曲ですが、ライブならではのアレンジやゲーム映像によるステージ演出と合わせた演奏は本当に迫力があるので、オクトパストラベラーファンであればぜひ視聴見て欲しいなと思っています!
また、メイキング映像を視聴後やブックレットに記載されている演奏者の方々の想い観ておくと、ライブの裏側を知れたような気持ちになれるので、改めてライブ映像を見返すと初見とは違った気持ちで楽しめるのではないかと思います。
これらの要素を踏まえると個人的にはかなり満足のいくグッズだと感じています。
ライブブルーレイの購入を迷わている方にお伝えしたいのは、最初に記載した通り、
- オクトパストラベラーのグッズをコンプリートしたい
- オクトパストラベラーの音楽が大好き
- 7月に開催されたライブに参加したor参加していないけど気になってた
といったことを感じていらっしゃる方はかなり満足できる仕様になっていると思いますので、購入を検討されている方は参考にしてみて下さい。
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