【レビュー】オクトパストラベラーシリーズの公式アートブックは買う価値があるか?
こんにちは、アンディです。
2021年1月28日にオクトパストラベラーシリーズ初の公式画集(OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020)が発売されました。
実際に購入して中身も一通り確認してみたので、買う価値があったかレビューしていきたいと思います。
買うか悩まれている方は検討材料の参考にしてみて下さい。
オクトパストラベラーシリーズの公式画集は買う価値はあるか?
まず始めに結論からお伝えすると、
- オクトパストラベラーのグッズをコンプリートしたい
- キャラクターのイラストや街やフィールドを含むオクトパスシリーズの世界観が好き
- 過去に公開されたイラストを見てみたい
といった方は購入する価値があると思います。
そう思った理由を実際に中身を読んでみた内容を踏まえながらお伝えします。
オクトパストラベラーシリーズの公式画集を読み解くポイント
今回の公式画集(以下:アートブックと呼称)は原作となった「オクトパストラベラー」とスマートフォン向けゲームアプリとして配信中の「オクトパストラベラー大陸の覇者」のイメージアートやキャラクターイラスト、背景画、開発初期のラフデザインなどを収録したシリーズ初の公式画集になっています。
ただし、コンテンツの大部分を占めているのは原作の「オクトパストラベラー」の方になっており、「オクトパストラベラー大陸の覇者」で収録されているイラスト関連は配信直後の内容(アップデート内容でいうとVer1.0.0)になっているので、大陸の覇者のイラストを目当てで購入すると物足りなさを感じるかもしれません。
その分、原作の「オクトパストラベラー」関連のイラストは非常に多く収録されており、「ラフの掲載」や「作者コメントの掲載」を行うことで、「そのアートがどのように作られたのか」それらを読んでいる方に感じられるようになっています。
実際私もこの記事を書く時にアートブックのどこを切り取って紹介するか迷った程ですが、頑張って紹介したいと思います。
コンテンツ(1)オクトパストラベラー
主要キャラクター
まずは原作版のオクトパストラベラーでお馴染みの8人の主人公のイラスト関連の紹介です。
ゲーム内で使用されているイラストやドット絵はもちろん、設定画や別バージョンのイラスト等を紹介しながら各主人公のデザインが生まれる際のエピソードが掲載されています。
若干ネタバレになってしまいますが、主人公毎のエピソードをクリア後に見ることができるエンドカードについても解説されています。
個人的にエンドカードは「旅を終えたキャラクターたちのその後は・・・?」というコンセプトを1枚の絵で表現しているところがとても好きなので、これについての解説があったのは嬉しかったです。
<キャラクター例:トレサ>

<エンドカード例:ハンイット/サイラス>

フィールド・街
続いてフィールドや街のデザインの紹介です。
単純にフィールドや街のデザインが掲載されているだけでなく、かなり細かく解説が掲載されています。
特にコーストランド地方の街の解説はかなり細かく掲載されていて読んでいても楽しいものでした。
<フィールド・街デザイン例>

ボス・雑魚敵
続いて各主人公のシナリオで登場したボス・雑魚敵の紹介です。
ボスについては設定画だけでなく、初期デザイン案も掲載されていました。キャラクターによっては同じデザインでもポーズが変わったキャラクターがいたり、実際にゲーム内で使用されているデザインに至るまでにどういう経緯があったのか?といったことも掲載されているので、決定稿と比較してみるのも面白そうでした。
また、シナリオでは最後の最後に登場する禍々しい”あのボス”のデザインについても詳しい解説が掲載されているのですが、個人的にこのアートブックをみて初めて気づいたデザインもありました。
みんな気づいているのかな?
<ボス例>

<雑魚敵例>

記念イラスト
最後にゲーム外で公開された記念イラスト等の紹介です。
ゲーム発売前・発売後に公式Twitterで公開されたイラスト、オリジナル・サウンドトラックのジャケットやグッズ、おまけにコラボカフェで実際に食べることができたメニューなど、ほぼすべてのイラストが公開されていると思います。
私が見たことがないイラストもたくさんありましたし、ゲーム内では確認できないアートを楽しめた分、ここの掲載ページが1番の目玉と言っていいかもしれません。(笑)
<記念イラスト例>

<サウンドトラックジャケット>

<グッズ>

コンテンツ(2)オクトパストラベラー大陸の覇者
スマートフォン向けゲームアプリの「オクトパストラベラー大陸の覇者」のコンテンツ紹介なのですが、先程記載した通り、こちらの方はまだコンテンツ量としては多くありません。
とはいえ、掲載されているキャラクターイラストはゲーム内で確認できるものよりも見やすく、簡単なスタッフコメントが掲載されていたり、公式Twitter上で公開された記念イラストも見ることができます。
こう言うと少し誤解がありますが、どちらかというとアートブックの中では”おまけ”的な位置づけのコンテンツとして捉えた方が損をした気分にはならないと思います。
<キービジュアル例>

<キャラクターイラスト例>

<記念イラスト例>

まとめ
最後にオクトパストラベラーシリーズのアートブックについてまとめます。
個人的な総括としてはアートブックとして十分満足できるグッズだと思います。
アートブックの良いところは、ゲーム内で確認できるキャラクターのイラストをじっくり見ることができたり、(スタッフコメントが掲載されていれば)キャラクターが生まれるまでの経緯も知ることができます。
また、ゲーム内ではなく公式Twitterなどリアルで公開されたイラストなど、貴重なイラストや設定画を見ることができることがとても良いところだと思います。
これらの要素を踏まえると個人的にはかなり満足できるグッズだと感じています。
オクトパスシリーズのアートブックを購入するか迷わている方にお伝えしたいのは最初に記載した通り、
- オクトパストラベラーのグッズをコンプリートしたい
- キャラクターのイラストや街やフィールドを含むオクトパスシリーズの世界観が好き
- 過去に公開されたイラストを見てみたい
といったことを感じていらっしゃる方はかなり満足できるボリュームになっていると思うので、購入を検討されている方は参考にしてみて下さい。
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